2026.08.13
シャーガーカップ
現地8日、イギリスのアスコット競馬場で今年もシャーガーカップが行われた。
世界中から12人の名ジョッキーが招待され、3人ずつ4チームに分かれて対戦。全6レースのうち各人が5レースに騎乗し、着順に応じて与えられるポイントで団体戦と個人戦の優勝を競うイベントだ。今年は欧州選抜チームの一員としてクリストフ・ルメール騎手、そして世界選抜チームのメンバーとして武豊騎手が選出された。
現地でも「57歳のレジェンドが来た!!」と報じられた武豊騎手。しかし、抽選で割り当てられたのは、残念ながら人気薄の馬ばかり。比較的人気馬を引き当てた英愛選抜チームのライアン・ムーア騎手やC・ルメール騎手とは対照的だった。
それでも、さすがはレジェンドと思わせる手綱さばきを披露。先述したように人気のない馬ばかりだったが、2着、3着と上位に持ってくると、自身の最終騎乗を残した段階では個人戦で3位につけていた。
最終的な結果は、総合優勝がR・ムーア騎手で、2位はC・ルメール騎手。C・ルメール騎手は1着こそなかったものの、全5回の騎乗で全てポイントを獲得して2位に健闘すると、次のように述べた。
「勝てなかったのは残念ですけど、全てそれなりの着順に持ってくることが出来ました。2位という結果は素直に嬉しいです」
我らが武豊騎手は最終的に5位タイ。C・ルメール騎手同様、「勝てなかったのは残念」としながらも、次のように続けた。
「8年ぶりに選出していただき、ライアンら、仲の良い名手たちと一緒に乗れて良かったです。個人的には満足のいく騎乗が出来たし、楽しめました」
日本人ジョッキーとしては別格ともいえる、アスコット競馬場で4勝を挙げているレジェンド。今週末はフランスのドーヴィル競馬場で騎乗予定で、さらに翌週は札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーズに参戦する。
57歳になってもなお世界の舞台で存在感を示し続ける武豊騎手。その挑戦は、まだまだ続いていく。
(撮影・文=平松さとし)
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