【ユニコーンS　展望】武豊とコンビ復活メイショウズイウンが中心

　3歳ダート重賞「第30回ユニコーンS」は5月3日、京都ダート1900メートルで行われる。

　主役候補は伏竜S2着のメイショウズイウン。前走は勝ち馬ルクソールカフェ（米ケンタッキーダービーに出走）に完敗だったが、最後方から4角で大外をぶん回し、2着を確保。悲観する内容ではなかった。再コンビとなる武豊とは未勝利戦を4馬身差、1勝クラスを5馬身差で勝利。手が合う鞍上に戻って、初タイトルをつかみ取る。

　クレーキングはデビューから4戦連続で馬券圏内と安定感が光る。前走は道中2番手から早め先頭で8馬身差の圧勝。相手関係に恵まれたとはいえ、強かった。重賞でも十分やれる。伏竜S4着ルヴァンユニベールは2走前にこの舞台でV。条件替わりは歓迎だろう。4戦2勝のカナルビーグルも素質は高い。ごちゃつく可能性がある内枠より伸び伸び走れる外枠が理想か。決め手勝負なら前走1勝クラスVテスティモーネの出番がある。