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2025.05.25

スポニチアネックス

【オークス】日本のG1悲願初制覇!シュタルケ一問一答「彼女(カムニャック)に感謝したいなと…」

 ◇第86回「オークス」(2025年5月25日 東京競馬場)

<東京11R・オークス>カムニャックでレースを制したシュタルケは笑顔を見せる(撮影・河野 光希)

 牝馬クラシック第2弾「オークス」は単勝4番人気のカムニャックが制し、G1初制覇を飾った。2着はアルマヴェローチェ、3着はタガノアビー。桜花賞馬の1番人気エンブロイダリーは9着に沈んだ。

 エンブロイダリー、アルマヴェローチェ、リンクスティップの人気3頭に勝った。最後はアルマヴェローチェと壮絶な叩き合いとなったが、外から勢いに勝ったカムニャックが頭差で歓喜の先着を果たした。

 愛馬だけでなく、自身にとってもうれしいJRA初G1制覇となったシュタルケ騎手のレース後の勝利インタビューの主なやりとりは以下の通り。

 ――最後の直線の心境は。

 「最後のコーナーまではペースはそれほど速くありませんでした。なので、外に出ました。スペースを確保するためです。そして、最後の直線に入る直前に外に動きました。彼女はとても良い反応を示しました。素晴らしい馬です。彼女は5週間前に勝ちました。彼女は今日はとてもリラックスしていて、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました」

 ――改めてレース全体を振り返り。

 「そこまでペースが流れていませんでしたので、どうなるかなっていう感じではあったんですけれども、最後…最後の直線を抜け出して前が開いてから、凄く良い脚を使ってくれましたし、5週間前に勝ったばかりだったんですけれども、今日は前ほどかかる感じでもなくリラックスして道中走れましたし、素晴らしい能力を見せてくれました。今日の彼女に感謝したいなと思います」

 ――自身もJRA・G1初勝利。今の気持ちを。

 「G1レースに出場することは私の夢でした。何度も挑戦しました。3週間前、天皇賞で2着という結果に終わりました。今日は良い騎乗ができたと思っていますが、18頭立ての非常に競争の激しいレースでした。そして今日、私の夢がかない、日本でG1を勝ちました。もう何も言うことはありません。本当にありがとうございます。G1を日本で勝つことが夢だったので、それがかなったことをとてもうれしく思っています。数週間前に天皇賞で2着という結果に終わって悔しい思いをしたんですけれども、今日は凄く18頭、凄いレベルの高い馬たちの中で彼女の能力を発揮させることができました。これ以上の喜びはないというような気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」

 ――この馬の今後への期待を。

 「まず第一に、長年にわたって私をサポートしてくれたチームに感謝しなければなりません。そして、3カ月前に言ったように、決して諦めてはいけません。時が来れば、友道先生のような馬に乗る機会が得られます。天皇賞でもそうでした。私は走り続けます。来週のダービーにも騎乗するかもしれません。でも今日は本当に楽しみたいと思います。チーム全員と、この素晴らしい厩舎、そしてこの素晴らしい馬に感謝します」