2025.05.28

スポニチアネックス

【浦和競馬 プラチナC】ティントレットが重賞2勝目 課題クリアでさあ、さきたま杯へ

 S3「第8回プラチナカップ」が浦和競馬場で行われ、5番人気ティントレットが4コーナー先頭から押し切って快勝。昨年の優駿スプリント以来となる重賞2勝目を飾った。

ティントレットが直線で抜け出し、プラチナC制覇

 初めての左回りも課題のスタートもクリア。ティントレットが重賞の舞台で満点回答を叩き出した。

 12頭立ての8番枠から勢い良く飛び出して外の2番手を手応え十分に追走。4コーナーで逃げ馬をかわして先頭に立つと、直線で後続を突き放す。2着ギャルダルに1馬身半差をつけて悠々とゴールを駆け抜けた。

 お立ち台に上がった矢野は「スタートの1歩目が決まらないことが多かったが、今日はうまく出てくれた。初めての左回りもうまく走ってくれて早め先頭になったが、よく押し切ってくれた」と賛辞を並べた。

 今後は放牧を挟んで優先出走権を手にした「第29回さきたま杯」(Jpn1、6月25日、浦和1400メートル)を視野に調整される。

 矢野は「元々、素晴らしいものを持っていて、交流でもやれると思っている馬。大きい舞台を勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。S1勝ち馬マニエリスム(11年東京プリンセス賞)を母に持つ良血馬から目が離せない。

 ◇ティントレット 父ホッコータルマエ 母マニエリスム(母の父ゼンノロブロイ) 牡4歳 大井・荒山勝徳厩舎 馬主・吉田照哉氏 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績17戦6勝(南関東11戦5勝) 総獲得賞金6383万円。