【阪神5R】世代一番星はチュウワカーネギー　北村友「期待通りの走り」

　7日の阪神5R、現2歳世代最初の新馬戦（芝1600メートル）はチュウワカーネギー（牡＝大久保、父モーリス）が1番人気に応えて一番星に輝いた。今年のダービージョッキー北村友に導かれ、好発から先手を奪うとラスト3Fも33秒2でまとめて後続を完封。鞍上は「個人的に期待していた馬。しっかり結果を出したいと思っていた。逃げるとは思わなかったが、スタートも良く優等生で自分から前に進んでいってくれた。その中でも落ち着きがあった」とレースを振り返った。

　母はアメリカンオークス（芝1800メートル）を制したデックドアウト。今後の展望について、大久保師は「長い距離も走れると思うし、今後はそういう組み立てを。まだまだ伸びる器だと思うし、成長を止めることのないよう大事に育てていきたい」。北村友も「期待通りの走りだった。凄く楽しみ」と嘱望した。