2025.06.10

スポニチアネックス

【東京新馬戦】サンアントワーヌ動き上々!ドレフォン産駒レーンがV導く

 芝1400メートルの土曜東京6Rでデビューするサンアントワーヌ(牝=鹿戸、父ドレフォン)が上々の動きを見せている。4日には美浦芝コースを馬なりで5F67秒7~1F11秒4。鹿戸師は「食いが細い面はあるけど、調教の動きはとてもいい。軽くていいスピードがある」と評価した。

厩舎周りで運動するサンアントワーヌ(撮影・郡司修)

 僚馬で1歳上の半兄ピックデムッシュ(父レイデオロ)は未勝利→山吹賞と連勝中の期待馬。「お兄さんは長いところが合うけど、妹は気持ちも前向きでドレフォンを受け継いでいるんじゃないかな」と7F戦を選択した経緯を説明する。ゲート試験を合格後は再放牧。成長を促し、帰厩後はオープンクラスの古馬と併せて態勢を整えた。「上の馬と併せても、しっかり動けています」と指揮官の評価は高い。レーン騎乗で挑む初戦。来春の桜に羽ばたく走りを見せるか。