2025.06.12
スポニチアネックス
【宝塚記念】ロードデルレイ 軽快4F53秒3 中内田師「完成期に近づいてる」
G1初挑戦だった大阪杯で2着に好走したロードデルレイはCWコース追い。気持ちを整えるようにスタートし、半マイルから軽快なフットワークで駆け抜け、4F53秒3~1F11秒1をマークした。中内田師は「行きたがるところをいなして、この子らしい動き。昨年の秋から充実期を迎えて完成期に近づいている」と満足げに切り出した。

これまで10戦し、1着6回、2着3回と抜群の安定感。丁寧なローテーションを組み、少しずつ力をつけてきた。前走は不利な外枠からベラジオオペラに1馬身差まで詰め寄る銀メダル。枠や展開がかみ合えば逆転も不可能ではない。レース当日は雨予報。今まで良馬場の経験しかないが、指揮官は「何とかこなしてくれれば」と期待を寄せる。理想的な成長カーブを描いてG1に連戦。馬場を問わずに突き抜けていいオーラを醸し出している。