2025.06.30
スポニチアネックス
【ばんえい競馬 柏林賞】カフカが重賞2勝目 金田利騎手「2冠目に臨みたい」
ばんえい競馬の4歳3冠第1弾「第19回柏林賞」(BG3、10頭立て)が29日、帯広競馬場の11Rで行われた。

1番人気のカフカ(牝4=金田勇、父インフィニティー)が3連勝で、5月のカーネーションCに続く重賞2勝目を飾った。通算成績は46戦11勝。鞍上の金田利貴(27)は「厳しいレースになると思っていたので、勝ってくれてうれしいです。牡馬とまざっての重賞で、折り合いをつけるのが難しい馬なので不安はありました。行く気が本当にすごく、折り合いがうまくいかない状態でしたが、第二障害はどれだけ苦しくても越えてくれると思っていました。軽すぎる馬場よりは今回のような重い馬場の方が良いのかなと思います。2冠目、3冠目に向けてもっと折り合いをつけられるようになって、進化した状態で臨みたいと思います」と振り返った。
一方、管理する金田勇調教師(52)は「暑い日が増えてきても良い状態を維持できていたので、良かったと思います。内枠だったらもっと違ったのですが、案の定折り合いがつかず、出遅れを詰めようとした際に少しかかり気味になっていた気がしました。第二障害を下りてからのしぶとさはこの馬の持ち味で、力をつけてきているとは思いますが、まだ騎手の指示にうまく従えていないところを考えれば発展途上の馬なのでこれからの成長に期待できます」と語った。