2025.07.08

スポニチアネックス

【七夕賞】伏兵ドラゴンヘッド一発あるぞ! 過去10年1番人気は1勝だけ…

 過去10年の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は夏の福島名物「第61回七夕賞」(サマー2000シリーズ第2戦)を分析する。79年から04年まで1番人気が26連敗した荒れやすいハンデ重賞。過去10年でも1番人気はわずか1勝にとどまっているが、今年はどうなるのか。

七夕賞に出走するドラゴンヘッド

 ≪前走クラス≫重賞組【8・7・4・89】が馬券圏内30頭中19頭を占めるが、連対率&複勝率はオープン組(リステッドを含む)【2・3・3・20】がいい。昨年はメトロポリタンS(リステッド)から参戦したレッドラディエンスが勝利を収めた。昇級戦組は【0・0・3・10】と勝ち切れていない。

 ≪前走着順≫2着馬こそ3勝を挙げているが、1着馬は【0・1・3・11】、3着馬は【0・1・1・7】と前走で馬券圏内に入った馬の成績はそこまで芳しくない。5着は2勝、6~9着は3勝、2桁着順からも2つの白星があり、大敗組にこそチャンスがある。

 ≪年齢≫5歳【4・5・3・32】(連対率20・5%)が強い。近5年で見ると21、22年が馬券圏内独占、昨年はワンツーだった。次いで4歳【3・1・2・17】(連対率17・4%)が好成績。6歳【2・3・5・36】(連対率10・9%)は一枚落ちる。7歳以上【1・1・0・36】(連対率5・3%)は狙いづらい。

 ≪結論≫伏兵ドラゴンヘッドの巻き返しに期待する。前走バーデンバーデンCは前が残りやすい福島開幕週のレース。後方から運んだ同馬には厳しい条件で、8着も仕方なかった。2走前に見せた末脚は重賞級。今の差しが決まる馬場なら一発を狙える。(データ班)