2025.07.27

スポニチアネックス

【東海S】ヤマニンウルス 武豊を背に1年ぶり復活V 斉藤崇史厩舎は“3連覇”

 G3「東海S」は武豊(56)騎乗で4番人気のヤマニンウルス(牡5=斉藤崇、父ジャスタウェイ)が好位キープから直線抜け出し1着。昨年のプロキオンS以来1年ぶりの6勝目を挙げた。

東海Sを制したヤマニンウルス(撮影・中辻 颯太)

 鞍上の武豊はG1宝塚記念(メイショウタバル)以来今年3回目、通算では366回目の重賞勝ち。東海Sは2015年コパノリッキー、19年インティに続く3勝目で横山典弘と並ぶ最多勝となった。また管理する斉藤崇史師(43)はG3北九州記念(ヤマニンアルリフラ)以来今年3回目、通算では26回目の重賞制覇。東海Sは初勝利だが、同じ条件だったプロキオンSからは23年ドンフランキー、昨年のヤマニンウルスに続く“3連覇”となった。

 2着に3番人気のインユアパレス、3着は1番人気のビダーヤで3連単<7><8><2>は1万9390円(34番人気)だった。

 ▽東海S 1984年に中京ダート2200メートルのG3ウインターSとして創設され、97年のG2昇格のタイミングで東海ウインターSに改称。2000年に施行時期が12月から5月に移り、東海Sに改称された。13年以降は1月の中京ダート1800メートル(20、24年は京都)で定着していたが今年、プロキオンSと入れ替わる形で夏のダート1400メートルのG3としてリニューアルされた。