【クイーンS】アリスヴェリテ逃走V狙う！陣営は出来自信「洋芝での走りは問題ない」

　札幌日曜メインのクイーンSに出走するアリスヴェリテが木曜追いを行った。札幌芝コースで単走。馬なりで5F69秒4～1F12秒2をマーク。無理のない内容で心身のコンディションを整えた。三渕助手は「先週までかなりやっているので、今日はできるだけセーブして。前走（ヴィクトリアM5着）とマーメイドS（昨年1着）は仕上がりがめちゃくちゃ良かったのですが、今回も体に張りがあるし、それに近い出来です」と胸を張った。

　国内G1初挑戦だったヴィクトリアMは果敢な大逃げ。上位を差し馬が独占する中で0秒1差5着に粘り奮闘した。同助手は「リラックスして走れれば、（後続が）付いてくるのはかなりしんどいはず。競って来てもつぶれると思う」と得意戦法に自信をのぞかせる。札幌は初参戦だが「前が止まらないと聞いているし、洋芝での走りは問題ない。小回りの1800メートルという条件もベスト」と力強い。17年アエロリット以来の逃げ切りVへ、条件は整った。

　▼ビヨンドザヴァレー（菱田）2週前から追い切りに騎乗しています。先週、負荷をかけた効果で今朝が一番いい動きでした。コントロールが利きやすいタイプで舞台は合いそうですね。