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2025.09.13

スポニチアネックス

【愛チャンピオンS】シンエンペラー 昨年と調整変更 近郊滞在で順調「外より内で良かった」

 シンエンペラーはダブリン近郊のカラ競馬場に滞在して調整を進めた。昨年は仏シャンティイを拠点にし空路で前日輸送。今年は直接、アイルランドに入った。今春にはサウジアラビア、ドバイ遠征も経験し、環境の変化に動じる様子はない。

愛チャンピオンSに出走するシンエンペラー

 火曜に芝コース併せ馬で負荷をかけ、その後も順調そのもの。昨年は3番枠から3着、今年は最内1番枠に入った。坂井は「8頭立てということで枠順はそこまで気にしていなかったけど外よりは内で良かったと思います」と歓迎している。

 ▽愛チャンピオンS アイルランドの中距離チャンピオン決定戦。ジョーマクグラス記念(アイルランド競馬の発展に寄与した馬主・政治家から命名)として1976年に創設され、第1回はその年の愛ダービー馬で、のちに種牡馬として日本に輸入されて有馬記念の勝ち馬リードホーユーを出したマラケートが制した。その後、84年から90年までフェニックスパーク競馬場でフェニックスチャンピオンSとして行われ、同競馬場の閉鎖に伴って91年にレパーズタウンに戻され、現在のレース名で定着している。距離は創設から一貫して2000メートル。84年サドラーズウェルズ、97年ピルサドスキー、2000年ジャイアンツコーズウェイ、09年シーザスターズ、12年スノーフェアリー、23年オーギュストロダンなどビッグネームが勝ち馬に名を連ねている。