2025.12.28
スポニチアネックス
【スポニチ賞京都金杯 展望】キープカルムが2度目の重賞Vに照準 伸び盛りのランスオブカオスも楽しみ
来年の中央競馬は1月4日(日)に開幕する。京都メインは新春恒例の縁起重賞「第64回スポニチ賞京都金杯」(芝1600メートル)だ。飛躍を期すマイラーが顔をそろえ、ハンデ戦で馬券的な妙味は十分ある。
今夏のしらさぎSで重賞初制覇を飾ったキープカルムは前走富士S6着後、ひと息入れて年明けに照準を合わせている。昨秋に京都マイルで3勝クラスVがあり、コース相性はいい。来年5歳になり、さらなる飛躍を期す。
伸びしろなら明け4歳のランスオブカオスだ。前走リゲルSを好時計で勝ち切った。首差の接戦をものにし、勝負強さが光る。昨年朝日杯FS3着、今春チャーチルダウンズCを快勝した好素材。キャリア7戦、まだまだ強くなる。
トロヴァトーレは今春のダービー卿CTを制し、安田記念(17着)に挑戦した。以降、ダート2戦(エルムS12着、ペルセウスS3着)を挟んだが、やはり芝でこそ。G1の敗戦を糧にする。
昨年このレースを制したコレペティトールは前走が初障害で9着。平地に戻り、再スタートを切る。脚はあるだけに、うまく展開がかみ合えば。明け8歳のディープインパクト産駒ヤマニンサンパは前走ポートアイランドSでオープン初勝利。年を重ねて良さが出た。