2026.01.20

スポニチアネックス

【AJC杯】菊花賞組の4歳馬ジヨバンニを強力推奨

 今週の「up to データ」は、春のG1を見据える有力古馬が集まる伝統重賞「第67回AJC杯」を取り上げる。多彩なステップレースからの馬が入り乱れて、波乱もしばしば起こる難解レース。過去10年の傾向から、今年大きく飛躍する勝ち馬を導き出した。

AJC杯の世代別成績

 【人気】1番人気【3・3・0・4】、2番人気【2・1・0・7】、3番人気【2・2・3・3】と上位人気馬は好成績。4番人気が1勝。ただ、7番人気が【2・0・1・7】と奮闘しているのは注意点で、17年優勝タンタアレグリアが3連単2万円台、19年シャケトラが同12万円台の波乱を演出している。8番人気以下は最高2着(1頭のみ)まで。

 【世代】4歳が【3・4・3・14】(連対率29.2%)、5歳が【3・1・3・24】(同12.9%)、6歳が【3・2・2・28】(同14.3%)。優勝馬の数は4歳、5歳、6歳ともに3頭で一緒だが、頭数が少ない4歳が効率良く好走している。7歳は【1・2・1・13】(同17.6%)で優勝馬は1頭だけだが、連対率は5歳や6歳よりも高い。

 【ステップ】前走有馬記念が【2・0・0・6】(連対率25.0%)で優勝馬が多い。菊花賞が【1・3・0・7】(同36.4%)で連対率は上々。他で中日新聞杯、アルゼンチン共和国杯、天皇賞・春と秋、金鯱賞、凱旋門賞、サンタクロースSが1勝。有馬組からは19年シャケトラ(有馬記念6着)、昨年ダノンデサイル(同3着)がV。菊花賞組は21年にアリストテレス(菊2着)→ヴェルトライゼンデ(同7着)がワンツーを決めた。18年Vダンビュライトは2走前に菊5着、昨年ダノンデサイルは2走前に菊6着。「菊花賞を使った明け4歳」は注目。

 【実績】春のG1につながる格調の高い伝統G2らしく、重賞実績は見逃せない。過去10年の優勝馬10頭中、9頭は当該AJC杯以前に「重賞勝ち」か「重賞未勝利でもG14着以上」の重賞好走実績があった。ただ1頭の例外は、24年チャックネイトで、前走のG2アルゼンチン共和国杯3着からAJC杯が重賞挑戦2度目で重賞初Vとなった。

 【結論】菊花賞から挑む4歳馬2頭が最有力。京都新聞杯で重賞Vがあり、ダービー3着のショウヘイも当然注目だが、当データ班は“菊先着”8着のジョバンニを強力推奨だ。重賞勝ちはないが、ホープフルS2着と皐月賞4着のG1好走が目を引く。そのいずれもが中山で、好相性の舞台で重賞初Vの好機だ。効率良く好走する7歳では重賞3戦連続2着のドゥラドーレス。重賞未勝利はパンチ力不足だが、3歳時に「菊花賞4着」のG1好走歴がある。 (データ班)