2026.03.03

スポニチアネックス

【弥生賞ディープ記念】ライヒスアドラー 重賞級の器だ

 過去10年の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は皐月賞TR「弥生賞ディープインパクト記念」を分析する。本番と同じ中山芝2000メートルを舞台に行われる一戦。データ班のイチ推しは、中山新馬戦でのパフォーマンスが強烈だったあの馬だ。

弥生賞の4角位置別成績

《キャリア》

 2戦【2・3・2・15】、3戦【4・4・4・22】、4戦【2・1・3・12】。軸はこの範囲から選ぶのが妥当。5、6戦も各1勝を挙げている。対して1戦(0戦含む)は【0・1・0・8】。経験の浅い3歳馬だけに、実戦でもまれ、かつ使い減りしていない馬が有利な傾向だ。

 《前走着順》

 3着以内に入った30頭中、実に29頭が前走で掲示板を確保。6着以下から巻き返しVを飾った馬はいない。前走1着馬が【5・7・1・37】と他を圧倒しているが、出走頭数も多い。前走2着【1・2・4・5】(連対率25%)、同3着【1・1・1・7】(同20%)、同4着【2・0・0・6】(同25%)も狙い目は十分ある。

 《舞台経験》

 経験値が浅いという意味ではコース経験の有無も重要なファクター。3着以内30頭中17頭が中山芝を経験済み(うち16頭が2000メートルに出走)。近5年に絞ると、3着以内15頭のうち10頭に中山芝1800~2000メートルでの連対歴があった。

 《脚質》

 先行馬の成績が圧倒的に良い。4角2番手以内が【7・4・2・14】(連対率40.7%)で、単勝回収率315%、複勝回収率134%と破格の数値を記録している。極端に成績が落ちるのが4角6番手以下で【1・2・2・48】。唯一の勝ち馬は同年ダービーを制したマカヒキ。世代トップクラスの実力がなければ、後方差しは厳しいとみていいだろう。

 《結論》

 好走データに合致するのはライヒスアドラーだ。中山芝1800メートルでのデビュー戦を3馬身半差V。2番手から繰り出した上がり3F最速33秒1の脚は見事だった。前走・東スポ2歳Sは0秒2差の3着。重賞級の器を証明し、得意の中山でタイトルを狙う。軽視禁物なのはステラスペース。同舞台の2走前を逃げ切りV。続く京成杯でも内めを器用に立ち回り、14番人気ながら5着と健闘した。持ち味の先行力は大きな武器になりそうだ。 (データ班)