2026.04.16
スポニチアネックス
【皐月賞】ロブチェン重厚感 CWコース半マイル追い 切れ味抜群ラスト1F11秒3
牡馬クラシック第1弾「第86回皐月賞」の水曜追いが15日、東西トレセンで行われた。昨年のホープフルS勝ち馬で、共同通信杯3着から挑むロブチェンは栗東CWコースで半マイル追い。重厚感のある走りでラスト1F11秒3の切れ味を発揮し、万全の仕上がりをアピールした。
2歳中距離王はVパターンを踏襲する最終追い。ホープフルSの覇者ロブチェンは午前7時の開門と同時にCWコースに現れた。序盤はリズム重視に徹して、外ラチ沿いをゆったり進める。余力十分に直線に入ると先行していたアート(3歳未勝利)を馬なりで一気に抜き去り、4F53秒3~1F11秒3の時計で1馬身先着。最終追いのパターンを前走(共同通信杯3着)時の坂路から、連勝した新馬戦→ホープフルSと同じCWコース半マイル追いに戻した。杉山晴師は「前に馬を置いてリズムをつくり、気持ち良く走ってもらった。力を出せる仕上がりです」と順調ぶりを伝えた。
今季初戦の前走で初黒星。ロケットスタートを決めたことで壁をつくれず、先々のことを考えて意図的に中団に控えたが馬群の外で折り合いを欠いた。主戦の松山は「ゲートの中で出たいという気持ちが先走ってしまった。突っかけた時にゲートが開いてしまい、そこが自分の中では誤算でした」と振り返った一方で、「いいレースはできなかったけど、それでもあれだけの脚を使って、能力はさすがだと感じた」とポテンシャルの高さを再確認した。
舞台は昨年暮れのホープフルSで中距離王者に輝いた中山芝2000メートルに替わる。杉山晴師は「基本的にオンとオフがしっかりしていて、あまりイレ込んだりしない。この中に入っても力は上位。恥ずかしくない競馬を」と反撃に燃える。
先週の桜花賞で2歳女王スターアニスを勝利に導いた松山は昨年のモレイラに続く、史上7人目となる桜花賞→皐月賞のクラシック連勝がかかる。「自在性があって、しっかりポジションも取れるので、コース自体は合っていると思います。しっかり結果を出したい」と意気込む。2歳G1馬のパートナーを、今週もクラシックのタイトルに導く。