2026.06.06

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【安田記念】レジェンド武豊が導く!内枠生きるシックスペンス G1でも通用の器

 土曜付のG1予想企画「展開王」は数多くある予想ファクターの中から展開面にスポットを当てて、勝ち馬をあぶり出す。春のマイル王決定戦「第76回安田記念」は田村達人が担当。馬場傾向やペースを踏まえ、重賞3勝の実績馬シックスペンスに◎を打った。

安田記念に出走するシックスペンス

 台風6号は過ぎ去った。心配していた、7日東京競馬場の天気は曇のち雨。発走の時間帯に降っているか…微妙なラインではあるが、降っても降水量は1ミリ以下の予報。レースに大きな影響はなさそう。

 まず先週の馬場傾向を振り返る。東京芝マイルは2鞍あった。脚質に大きな偏りはなかったが、好走馬の共通点は道中の位置取り。馬券に絡んだ6頭は内ラチ沿いを通った馬が2頭、内から2頭目を通った馬が4頭。直線に入ってから馬場の真ん中に進路を切り替える場合は問題ないが、外々を回らされた馬は伸びあぐねた。距離は違うが、先週ダービーで掲示板に入った2桁人気の2頭、3着バステール(11番人気)と5着マテンロウゲイル(12番人気)も、そのレース運び。伏兵の一撃なら内を使える馬と考える。

 金曜午前9時に枠順が決まった。この顔触れなら6枠11番のワールズエンドがすんなり先頭に立つ。マイルでも勝ち星はあるが、重賞初制覇を飾った前走の京王杯SCから1F延長。序盤から飛ばしていく展開は考えづらく、平均ぐらいで後続を引っ張る。前半3Fは34秒台前半から半ばのイメージ。好位はレーベンスティール、シックスペンス、ガイアフォースなど。外枠で距離ロスが発生する可能性があるトロヴァトーレなどの差し馬には厳しい流れになる。

 素直に展開の利が見込める逃げ馬ワールズエンドに◎を打ってもいいが、やはりベストは千四の印象。加えて、東京の直線距離525・9メートルは新潟外回りに次ぎ、全競馬場で2位の長さ。直線半ばから高低差2・1メートルの上り坂があり、スピードだけで押し切れないのも事実。2、3着に粘り込むシーンは考えられるが、勝ち切るなら総合的評価で◎シックスペンスとみた。

 前走マイラーズC(7着)は差す競馬で前残りの展開に泣いたが今回、枠順発表後の陣営コメントを見ると、積極的に立ち回る構え。快速マイラーがそろった速い流れなら序盤で置かれる可能性もあるが、初めてのブリンカー着用に加え、今年のメンバーなら前でいいポジションを取れそうだ。直線を迎えるまでロスなく運べる、2枠4番もいい。すんなり先行ならしまいも速い上がりを使えるタイプ。重賞3勝とG1でも通用の実力は間違いなし。初コンビのレジェンド武豊に導かれ、復活を遂げる。