2026.10.07
スポニチアネックス
【スワンS】菅原明良「リフレッシュできた」 オフトレイルとのコンビで武者修行の成果見せる
6月からフランス、オーストラリアで武者修行に励んでいた菅原明良(25=美浦・フリー)が帰国し、6日から美浦で調教騎乗を再開した。今週からJRAで騎乗し、月曜京都メインのスワンS(G2)ではオフトレイルとのコンビで連覇を狙う。
菅原明が日本に帰ってきた!6月7日の東京での騎乗を最後に日本を離れ、約4カ月間、研さんを積んだ。この日、取材に応じた菅原明は「日本で思うように勝てないところがあったけど、海外に行って気持ちの面でリフレッシュできた。日本が僕の居場所ですし、また日本で頑張りたい」とすがすがしい表情で決意を新たにした。
海外でもまれ、確かな足跡を残した。渡仏直後の6月11日にパリロンシャン競馬場でフランス初騎乗V。フランスに2週間滞在した後はオーストラリアに舞台を移し、7月15日に南東部メルボルン近郊のサンダウン競馬場で同国初勝利を挙げた。
「仕事面ではあまりうまくコミュニケーションを取れなかったですけど、私生活では友達ができたりしました。ペラペラはしゃべれないですけど、英語で仲良くなるくらいはできましたね」
“リフレッシュ”の言葉通り、充実した4カ月間を過ごしたというが、それと同時に“焦り”が募っていった。オーストラリアでも日本の競馬は欠かさずチェックしたといい、「日本の競馬を見ていると焦りが強くなった。1カ月くらいで“日本の競馬を空けたくない”“早く帰りたいな”という気持ちが強くなりました」。当初は今週だけ帰国し、年内はオーストラリアで騎乗する予定だったが、その予定を早めて今週から復帰する決断を下した。
復帰初週はスワンSで重賞に騎乗。オフトレイルとのコンビで連覇に挑戦する。早速“NEW菅原明良”のお披露目となるか!?25歳の若武者は「変わりたいと思って行ったけど、そんなに人はすぐに変わるものではないと気づきました。自分の弱い面を知れました。“SAME(同じ)明良”です」と穏やかな笑みを浮かべた。オフトレイルは海外渡航前最後の騎乗となった前走・安田記念(6着)でもコンビ。「前走も差のない競馬をしてくれた。チャンスを頂いたので結果を出さなければいけない」と強い覚悟を示した。
◇菅原 明良(すがわら・あきら)2001年(平13)3月12日生まれ、千葉県船橋市出身の25歳。19年3月に美浦・高木厩舎所属でデビュー。同年4月20日福島6R(タイキダイヤモンド)で初勝利。21年東京新聞杯(カラテ)で重賞初制覇。24年宝塚記念(ブローザホーン)で21世紀生まれの騎手として初のG1制覇。昨年12月から美浦・フリー。JRA通算5288戦410勝(重賞13勝)。1メートル65、53キロ。血液型O。