2026.10.11
スポニチアネックス
【ばんえい競馬 ナナカマド賞】クリスタルザイオンV 西謙一騎手「兄が取れなかったこのレースを取れた」
ばんえい競馬の2歳重賞「第49回ナナカマド賞」(BG3)は11日、帯広競馬の11Rで行われた。単勝1・8倍と断然の人気を背負ったクリスタルザイオン(牡=西弘美)が好位置で進めて、第2障害を越えてからフジノモンスターを競り落とし、2歳世代最初の重賞を制した。
鞍上の西謙一騎手(40)は「ひとまず(ナナカマド賞を)取ることができてホッとしています。初めて見たのが牧場にいた時でしたが、兄のクリスタルコルドに見た目から似ているなと思いました。入厩してからも、普段はやる気がないのに、レースになるとやる気満々になるなど似ているところばかりです。馴致(じゅんち)も全然楽でした。今回はいつも通りでしたが、馬場が少し重かったのでそこだけ気をつけながら騎乗しました。周りの馬には合わせず、この馬のペースで行きました。障害を下りてからも割と辛抱強いので止まることはないと思いました。兄が取れなかったこのレースを取れたので、まだ兄の域には達していないですが、これから期待したいです」と振り返った。
一方、管理する西弘美師(67)は「大変うれしいです。子馬の時に見た際、長年の勘でいい馬だと思いました。当時は兄のクリスタルコルドよりも小柄な馬でした。ここまで順調に育ってくれていて、すごく聞き分けのいい馬です。調教も覚えが良く、とても楽です。状態もだいぶ充実していて、青雲賞の時よりも良かったかなと思います。この馬の良さは、若馬らしく行く気が十分なところだと思います。今回はいい流れでスタートしましたが、障害では後ろからだったので、どうかなと思いながら見ていました。最後の直線はしっかりと止まらずに歩いてくれて良かったです。騎手がいつもトレーニングをしているので、馬のことは分かっていると思います。このまま育っていって、兄のように活躍してくれることを期待しています」と話した。