2026.11.04
スポニチアネックス
【金沢競馬 JBCスプリント】メイショウハチロー 大仕事 地元スター吉原がJpn1連勝導く
地方競馬の祭典「JBC競走」が3日、金沢競馬場と門別競馬場で行われた。金沢8RのJpn1「第26回JBCスプリント」(ダート1400メートル)は吉原寛人(43)騎乗の2番人気メイショウハチロー(牡4=福永)が優勝した。
地元のスターが大仕事をやってのけた。先頭でゴールを駆け抜けたメイショウハチローの馬上で吉原はスタンドで見守るファンに向け、右手を掲げた。5年ぶりの当地開催で話題をさらった鞍上は開口一番「震えますね」。続けて「地元の金沢で、満員のお客さんの中でG1を勝てるのは本当にうれしい」と喜びを口にした。
発馬はひと息も、鞍上は「出遅れて、逆にリズムをつくりやすくなった」と冷静にエスコート。向正面から早めに進出すると、直線は馬場の真ん中から先頭に立って押し切った。「まだ早いぞ、と思いながらも前進気勢が強かったので、馬の邪魔をせずに。最後まで伸びてくれた」と振り返る。
騎手時代に02年の当レース(盛岡開催)をスターリングローズで制した福永師は騎手&調教師の双方でV。指揮官は「改めて馬の頑張りに敬意を表したい。スタートがうまくいかなかったけど、慌てずに馬の力を信じてくれた吉原ジョッキーに感謝」と頭を下げる。南部杯から連勝でJpn1を制覇。「4歳秋を迎えて力をつけているのは間違いない。馬の成長と体調の良さがうまくかみ合っている」と分析した。今後はフェブラリーS(2月21日、東京)が目標。本格化を遂げたハチローが27年はJRAでもビッグタイトルを狙う。
メイショウハチロー 父シニスターミニスター 母メイショウミハル(母の父ダイワメジャー)牡4歳 栗東・福永祐一厩舎 馬主・松本好隆氏 生産者・北海道浦河町の三嶋牧場 戦績15戦6勝(地方2戦2勝) 総獲得賞金2億4310万7000円。
▼2着ウィルソンテソーロ(高木師)前走から立て直しを優先。1400メートルがどうかのチャレンジだった。速い馬を見ながらのプランで内をすくって伸びたが、勝った馬が強かった(次走のチャンピオンズCでラストランとなる予定)。
▼3着ハッピーマン(岩田望)最後まで走ってくれた。勝負どころでハミを取ってくれれば良かったけど。今日はいい競馬ができたので、引き続きこの競馬ができれば。
▼7着マテンロウコマンド(松山)外枠で苦しくなってしまった。いつも通りの自分の競馬ができたが、4角で早めに苦しくなった。砂も合わなかったのかも。
▼8着インユアパレス(戸崎)行く馬を行かせて競馬したが、道中かかってしまった。最後そこが響いた。