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2026.11.08

スポニチアネックス

【京王杯2歳S】ブルージェイ 無傷の3連勝 好エスコートで連覇のルメール「トップレベルに行ける馬」

 幾多のスターホースを送り出してきた2歳G2「第62回京王杯2歳S」が7日、東京競馬場で行われた。1番人気ブルージェイが粘り切って無傷3連勝。重賞初挑戦初Vを飾った。クリストフ・ルメール(47)は昨年(ダイヤモンドノット)に続く連覇で当レース6勝目、自身が持つ騎手最多勝利記録を更新した。

<東京11R・京王杯2歳S>フレイコン(左)の猛追をしのぎ、デビュー3連勝を飾った(9)ブルージェイ  (撮影・村上 大輔)

今年も名手の腕が光った。テン乗りのルメールが、まだ精神的に幼い若駒ブルージェイを好エスコート。昨年のダイヤモンドノットに続く連覇を果たした。先週は7勝、この日は5勝。リーディングまっしぐらの鞍上は「タイトな競馬だったけど、自分の馬は凄い頑張ってくれたね」とパートナーを称えた。

 好スタートからあっさり先団を確保。行きたがる愛馬をなだめ、しっかり折り合いをつけた。4角では抑え切れないほどに手応え絶好。早め先頭からラチ沿いにパートナーを誘導し、そこからは驚異の粘りを見せる。計ったかのように、2番人気フレイコンの追い上げを鼻差しのいだ。

 そつのない華麗な手綱さばきに加藤征師は大興奮。「やっぱりルメールはうまいね」とジョッキーを絶賛した上で「前進気勢が強くなっている馬だけど、無理にケンカせずに運んでくれた。うまく息が入ったからね」とレースを回顧。続けて「レース後は、ぜえぜえしていないから」と愛馬の素質に驚いた。

 これでデビューから3戦3勝。今後については「距離は現状か短いところかな。あとはオーナーと相談してから」と見通したが、初の左回りを克服しての重賞タイトルは大きな価値がある。幾多の名馬の背中を知るルメールに「スピードがあるし心臓は大きい。トップレベルに行ける馬」と言わしめる素質馬。シスキン産駒の大物が出世街道を歩んでいく。

 ブルージェイ 父シスキン 母ネオフレグランス(母の父ネオユニヴァース)24年4月14日生まれ 牡2歳 美浦・加藤征厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道白老町の社台コーポレーション白老ファーム 戦績3戦3勝(重賞初勝利) 総獲得賞金6545万1000円 馬名の由来はアオカケス(知性と勇気の象徴とされている鳥)、父名より連想。