【七夕賞】ミスターX　苦難乗り越えた素質馬が荒れるハンデ重賞で初タイトル目指す

　福島11R・七夕賞は過去10年で1番人気が【1・2・0・7】と波乱含みのハンデ重賞だ。

　ドゥラドーレスが重賞初制覇を目指す。脚元の不安や右前肢の屈腱炎で6歳夏を迎えてキャリア11戦目。2走前の小倉日経賞で初オープン勝ちを決めると、前走エプソムCは後方から追い上げて2着に好走。レコード決着（1分43秒9）で見せ場をつくった。1週前追いは美浦Wコースで6F82秒1～1F11秒3を刻み、3頭併せで最先着を果たした。ハンデ57・5キロは楽ではないが、メンバー的にもタイトル獲得のチャンスが巡ってきた。馬連（15）→（2）（5）（8）（12）（13）（14）。