2026.09.04

スポニチアネックス

【セントウルS】ファストネットワークが順調追い切り「2つ獲って帰りたい」

 セントウルS(6日、阪神)に出走する香港馬ファストネットワーク(セン6=イプ、父ロウト)は4日、阪神競馬場の芝コースで追い切りを敢行。遠征の疲れを感じさせない軽やかなフットワークで駆け抜けた。調教後、管理するイプ師が取材に応じた。

阪神競馬場の芝コースで追い切ったファストネットワーク

 ――今朝のトレーニングを終えて。

 「私が見る限り、環境もとても素晴らしいですし、馬も慣れてきました。香港にいる時とコンディションはあまり変わらず素晴らしい」

 ――阪神の直線にある坂については。

 「200メートルから坂道だが全然大丈夫。平気です」

 ――雨馬場については。

 「今日の感じだと大丈夫です」

 ――普段からリラックスしている馬なのか。

 「普段はいつも落ち着いて穏やかな感じの性格をしている。でも、実際のレースでは瞬発力が凄く、普段とは違う雰囲気が出てくる馬」

 ――メンバー的にも序盤から速い流れが予想される。

 「阪神のトラックは香港と比べると直線部分が短い。枠順抽選の結果によって、どういうルート、どういうふうに走るのかが変わってきます」

 ――内枠、外枠どちらがベターか。

 「内側が理想ですが、外枠でもまた相談しながら調整していきます」

 ――早くから日本遠征のプランがあった。

 「香港ではご存じのようにカーインライジングが素晴らしく、もう勝てないだろうと思って、海外のレースに慣れていくことが大切だと思いまして、視野を広げて遠征を考えました」

 ――G1だけでなく前哨戦も使う意図は。

 「やはり、この馬のために日本の環境に慣れるのが大切だと思いました。もちろんG1で勝つことを目指して頑張っていきたい」

 ――次走を見据えての仕上げという感じか。

 「G2も勝って、G1も勝って、2つ獲って帰りたいですね」

 ――香港では先行するレースも、スタートで遅れて後方になるレースもあったが。

 「スタートについては当時の騎手とレース映像を見直してどういうふうに改善するか、対策を練っています」

 ――先行するのがベストということか。

 「あとは枠順によって、どの馬が隣にいるかなど、またいろいろ考えます」

 ――香港では日本馬サトノレーヴとも対戦している。今回のメンバーの率直な印象は。

 「他の馬がどういう馬かといううより、どういうレーン、どういうスペースで走れるかを今凄く考えています。一番大切なのは当日、馬のコンディションをどう持っていくか。全体的に考えて対策を練っていきます」

 ――力さえ発揮できればやれるという手応えはあるか。

 「一概には言えないですけれども、当日はいろんな要素も含まれてくるので」

 ――レーン騎手と初タッグを組むことになった経緯は。

 「私たちが日本のレースに申し込んだ後に、電話をかけてくださって、“日本のレースにたくさん参加してきてよく分かっている。ジョッキーをやらせてください”と話があった。オーナーと相談して決定しました」

 ――本番のスプリンターズSまで騎乗する予定か。

 「そうですね。今のところは中山でも担当してもらう予定です」

 ――香港と日本のスプリント戦の質の違いについては。

 「香港よりトラックが少し短い。芝丈は香港より長いです。また800メートルから下り坂があって、最後に上に上がっていく感じ。その点については私たちのファストネットワークは全然大丈夫です。慣れるのが早い馬です」