2026.08.18

スポニチアネックス

【札幌新馬戦】ジャストピーチー 国枝厩務員認める“原石”

 土曜札幌5Rの新馬戦(芝1500メートル)でデビュー予定のジャストピーチー(小島)は、名伯楽・国枝栄元調教師(71)がヘルパー厩務員として手塩にかける注目の一頭だ。

滞在する函館競馬場の馬房でくつろぐジャストピーチーと国枝厩務員

 名伯楽と若駒が馬運車で函館の地に到着したのは先週12日の午後。土曜の札幌でデビューするジャストピーチーを担当するのは調教師としてアパパネ、アーモンドアイなど数多くの名馬を育て上げた国枝厩務員だ。

 今春トレーナーを定年引退後、小島厩舎のヘルパー厩務員として異例の転身。担当する“原石”について「おおむね順調です。函館に着いてからも熱は上がらなかったし、カイバも食べて輸送はクリアできました」と安堵(あんど)の表情を浮かべる。滞在する函館競馬場でジャストピーチーにまたがれば関係者や、パドックをスクーリングする様子を見守るファンの視線はくぎ付けとなっていた。

 函館入厩までに美浦の坂路、Wコースを併用しながら入念に稽古を消化。管理する小島師は「併せれば動くし、(レースでも)いい形になれば走りそう。担当者が“(芝かダートか)迷うなら北海道に行きましょう”と提案してくれたので」と北上した経緯を明かし「おとなしくていい子ですよ」と期待を込めた。

 新種牡馬の父ストラクターは19年BCジュベナイルターフ(芝1600メートル)を制しており、血統的にも1500メートルの距離は合いそう。国枝厩務員は「まずは芝のこのくらいの距離でいってみようと。でも、調教は俺しか乗っていないからね。仕上げが甘いかも」と笑いを誘ったが、新天地での日々は充実している様子だ。レース当日、札幌のパドックでも熱い視線が注がれるのは間違いない。